復旦大学(Fudan University)IMBA(International MBA)プログラム交換留学

Thunderbirdからは毎年2回(Spring, Fall)、アメリカ以外の提携校に交換留学できるプログラムがあります。私はFallの4カ月間、復旦大学のIMBAプログラムに参加しました。プログラムの参加生比率としては、復旦大学のIMBA生半分、私の様な交換留学生が半分といったところです。殆どの交換留学生がヨーロッパからのビジネススクールから来ており、Thunderbirdとは違った多様性をプログラムで経験できました。

プログラム期間中は取れるクラス単位が限られている為、自由時間がThunderbirdに居るよりも圧倒的に多いです。その為、多くの交換留学生がインターンシップ等、クラス以外のアクティビティに参加しています。私もアメリカのe-market place運営企業のAsia Pacific本社でBusiness Strategyインターンとして週3日程働いていました。

ルームメイトはデンマーク人、同僚の殆どは中国を中心にインドネシアやタイ等のアジア人、クラスメートはヨーロッパ人ととてもグローバルな環境で過ごす事ができました。何と言っても上海。そこには毎日何かしらの新しい出会いがあります。

Shinji

shinji

 

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Winterim Finance Focus/Wall Street 編

今回の目的は、みなさんにWall StreetのWinterimとは何かをご理解頂く為、 私のWinterimでの経験をもとに、できるだけプログラムの全体像をお伝えできるよう、意識して書きました。そのため、内容が少し表面的になってしまう事をご理解頂き、読んで頂ければと思います。

そもそもこの Winterim/Wall Street のテーマですが、原文をそのままシラバスから抜粋すると、「the course provide a board and insightful overview of the myriad of contemporary issues and practices facing financial executives and leaders 」となっています。要するに、ファイナンスが発展しているWall Streetにある企業に訪問し、その企業で働いている社長・役員・従業員の方とのディスカッションやプレゼンテーションを通して、ファイナンスの知識を深めて下さい、というものです。

プログラム自体は2週間、プログラムの参加者は18名で、一日3〜5社の企業(全てマンハッタン地区内)を訪問しました。Industryは、Private Equity、Commercial Bank、Investment Bank、Asset Management、Hedge Fund等、具体的に訪問した企業は、CITI Bank、AIG、NYSE(New York Stock Exchange)、Federal Reserve、Deutsche Bank、American Express、Merrill Lynch等と多岐にわたります。

訪問した先では、企業の方に、60分程度、プレゼンして頂き、残り30分は質疑応答というのが、通常のパターンでした。プレゼンターは、CEO、Vice President、Manager、Chief Analystの方など役職は様々で、プレゼンの内容も、アメリカやヨーロッパ経済の将来性、アジア等新興国の発展、ケーススタディを用いたディスカッション、会社創業から現在までの経験、日常業務の生々しい体験等、様々でした。

全体を通して印象的だったのは、どのプレゼンターの方も、役職に関係なく、自分の属しているIndustryに深く精通しており、一従業員の方でも、非常に高い視点で物事を考えていらっしゃる事でした。また、我々学生の質問に対し、丁寧に、そして的確に答えてくれていた点も、印象的でした。

卒業を控えた学生もこのプログラムに参加していた為、アメリカで就職を考えている友人は、プログラムの間に、自分のレジュメを企業訪問後に送ったりして、就職活動もしていました。

最後になりますが、このプログラムは、ファイナンスの世界を広く浅く、そして短期間で知るには大変良いプログラムではないかと思います。一つ難点があるとすれば、NYに2週間滞在するので、生活費が高くついてしまうという事だと思います。

Ryota

Winterim West Coast編

本プログラムのテーマはEntrepreneurial CEOということで西海岸に点在する起業家やスタートアップ系企業等を訪問しました。

前半5日間はLAに的を絞り様々な業界の企業に訪問しました。具体的にはハリウッド向けアニメの制作会社や広告制作系スタートアップ企業、更にはLAで有名なホットドッグ店を展開する飲食会社等。LAという場所柄か、ビジネスの至る部分にエンターテイメントの要素が絡んできているように思えました。また、プログラムの最終日にネットワーキングパーティが開催され、LAで活躍するThunderbirdの卒業生と会うことができました。卒業後の進路に関する相談や在学中にやっておくべきこと等貴重なアドバイスをもらうことができました。

後半5日間は場所をBay Areaに移しSan FranciscoやSilicon Valleyの企業に訪問したり、またはスピーカーを招いてディスカッションを行いました。具体的にはIDEOといった有名企業からPreziなど今話題のスタートアップ企業まで。更には元アップルのエバンジェリストのガイ・カワサキ氏に会いディスカッションすることができました。

本プログラムの良い点は2週間という短い期間で「起業家精神(アントレマインド)」に徹底的に触れるチャンスがある、という事だと思います。企業である以上、利益の追求は当然の事ですがその先にある起業家としての「熱さ」を体感できます。お会いした起業家の多くが利益の先にあるもの、世の中を良くする為に何が出来るか?何をどう変えるべきか?その為にどう働くか?という点について語り、また疑問を投げかけられます。

個人的にも2学期目を迎える前にこういった重要な問いを得ることができ、とても貴重な機会となりました。アントレやスタートアップに興味のある方はこのWinteriumへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。

Taka

Winterim UAE 編

テーマはビジネス&カルチャーなので、特に一つの産業に特化せずに様々な企業、政府機関を訪問しました。前半は5日間Abu Dhabiで、政府の経済開発機構、石油関連企業、総合商社、コンサルティング、都市開発等の企業を訪問しました。また、Abu  Dhabiで働く卒業生との交流会もあり、多くの人から、 Abu Dhabiの現状を聞くことができました。Abu Dhabiでは経済活動の6割以上は石油によるもので、そのビジネスを多様化し、2030年までに6割を石油以外のビジネスによるものにしようというのが政府の方針です。その方針に基づき、UAEを拠点とした中東、北アフリカへのビジネスの展開が盛んに行われています。

その後Dubaiに移動し、9日間過ごしました。Dubaiでは卒業生のアントレプレナーの方々とのパネルディスカッション、その他の卒業生との交流会、石油/ガス、アフガニスタンで活動するテレコムオペレーター 、ローカルの銀行、などの企業を訪問しました。またculture centerでイスラム教や、UAE独自の文化について学ぶ機会もありました。週末は砂漠でdune bustingをしたり、アジア最大級のショッピングセンターに行ったりと観光する時間もありました。

2008年の経済危機以降、ドバイのバブルは崩壊したとよく言われますが、一旦ブレーキがかかったものの、現在も他国からすると信じがたいような開発計画が着々と進んでいました。また、UAEを拠点とする中東、北アフリカへのビジネス展開もこれから勢いを増すものと思われ、今後の成長が本当に楽しみになりました。

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Module Abroad Peru 編(2012年1月中旬−3月上旬)

Traditional MBAでは2nd trimesterの1st moduleをPeruで受ける事ができます。授業、スケジュールは学校が決めるので選択はできません(全てcore class)がほとんどのクラスは教授がThunderbirdからやってきて講義をします。Peruはスペイン語圏ですが、授業は通常とおり英語なので、スペイン語ができなくても問題ないです。ただ、生活面では英語はあまり通じませんので、スペイン語ができる学生とルームシェアをするのが望ましいでしょう(経済的にも)。授業料はGlendaleと同じですがプラスでActivity feeが$350かかります。また、寮はないので家具付きのアパートを7週間程かりることになります。相場は安全重視で、一人$800程度になると思います。

PeruはGDP成長率8%以上と高い経済成長率を誇り、政治的にも安定しており、また貧困改善率も高いです。首都Limaの中心部には高層ビルが立ち並び生活していて不便は感じません、しかしながらまだまだemerging countryで、一歩都市を外れると雰囲気ががらりと変わります。(2012年現在)

このプログラムに参加するメリット、デメリットについては下記の通りですが、総じて、私の感想は精神的にとても鍛えられたということです。非常にタイトなスケジュールの中、全ての授業においてグループプロジェクトがあり、かつアメリカ人の学生たちと異国で共同生活を送っていたので、1st trimesterとはまた違ったストレスを感じていました。しかし、すべてを乗り越えられた事は大きな自信に繋がったと思います。

Peruで講義を受けるメリット、デメリット(以下は2012年の体験をもとに書いていますので、その後授業スケジュールなど改善されるかもしれません)

メリット

–       Company visit

Peruにある企業5社(US embassy含む)を訪問、2社はグローバル企業 のPeru支社、2社はローカルの会社でした。

–       Panel discussion, Speakers

Thunderbird のOB約5名によるPanel discussion がありました。ペルーにおけるbusiness situationについて、OBの方々が体験されたペルーならではの苦労話など、興味深い話がたくさんありました。その後net working event もありました。また前フジモリ大統領 の側近で働かれていた方の講義もあり、政治的な側面についても勉強できました。マーケティングの授業ではお菓子会社の元GMの方の南米ならではのマーケティング難しさなどについての講義がありました。

–       講義内容

教授陣は授業の内容を中南米に絡ませて話すので、中南米でのビジネスを考えている人にはおもしろい。例えばマーケティングのケースはほとんどが中南米にまつわるものでした。

私はRBEをここで受けたので、そのプレゼンのためにペルーのある会社にインタビューに行ったり、また他の授業でもペルーのビジネスリーダーにインタビューしなければならないものがあり、思っていた以上にペルー、ラテンアメリカについて深く学ぶことができたという実感があります。

–       Net working

教授陣の計らいで、Thunderbird 卒業生と話せる機会が何度かありました。こちらでインターンシップを探していたアメリカ人の友達はそのような機会にオファーを受けたり、履歴書を送ったりしていました。

デメリット

–       勉学環境

学校の設備が整っていない事。ある程度はわかっていましたが、学生用のプリンターも無かったのがかなり不便でした。またグループワークが多数ありますが、study roomなどはあまり自由に使用する事ができず、 アパートに集まってミーティングすることが多かったです。住まいはMirafloresという都心部に借りる事になるので、夜中でも周囲は かなりうるさいです。アパートにはエアコンがないことが基本なので、窓を開けざるを得ません。アパートで勉強する時は耳栓を使用していました。講義を受けるビルは都心の高層ビルの一階にあり非常にきれいでセキュリティもしっかりしています。学食はないですが、周りにはカフェやレストランがたくさんあるのでお昼休みは楽しめます。

–       クラスジュール

基本的には教授がGlendaleから来て講義をしますので、各科目約一週間ですべてが終わります(Final exam 含む)。例えばマーケティングの授業はペルー在住の教授でしたが、 1日4session×3日+final presentation, final examというスケジュールだったので、presentationの準備をする時間が非常に少ない、予習復習で精一杯という状況でした。1日4session分の予習(caseやreading)はかなりきついです。

–       安全管理、体調管理

交通環境はまだまだ発展途上にあるので、最新の注意が必要です。学校まではタクシーまたはバスで通う事になりますが、運転が非常に乱暴です。また、偽札が出回っていますのでおつりなどは注意が必要です。都心部は夜歩いても特に怖い思いはしませんでしたが、レストランでのプロ集団による盗難などは実際にありました。

生徒の8割が一度は体調を崩していました。ほとんどが 食中りのような症状です。Emerging country ということを忘れてはいけません。ペルー到着後一週間は生ものは食べないように、と教授から助言がありましたが、生もの意外でも中ります。

Kayoko

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Winterim 2013

Thunderbirdでは1月の冬期休暇の期間にwinterimという海外で約2週間程で複数の企業を訪問し、最新の業界情報やその地域特有の課題などを議論して、レポートを書き3単位取得できる機会があります。今年決行されたプログラムは下記の通りです。応募人数が少ない場合はプログラムがキャンセルされる可能性があります、また応募人数は多い場合は書類専攻になります。こちらはMBA, MS, MA共通です。

  • Asia Pacific’s Emerging High Tech Business Environment (上海、ソウル、ホーチミン、シンガポール)
  • The Entrepreneur/ CEO Founders seminar (カリフォルニア)
  • Wall Street (ニューヨーク)
  • Global Brand (ニューヨーク)
  • Business and culture of Dubai and Abu Dhabi
  • The big emerging market of South Africa
  • Sustainable Development in Practice (ブラジル)
  • Global Institutions (ジュネーブ)
  • Foundation of Spanish (ペルー)*こちらのみ言語を学ぶプログラムです。

個々のプログラムについては参加者による体験記をご覧ください。

Kayoko

Module Abroad Czech 編(2012年3月上旬−4月末)

Traditional MBAでは2nd trimesterの2nd moduleをチェコまたは中国で受ける事ができます。授業、スケジュールは学校が決めるので選択はできません(全てcore class)。ここではチェコでの体験について記します。

言語はチェコ語ですが、大体の場所で英語が通じます。授業ももちろん英語です。教授はThunderbirdから、またはヨーロッパに滞在する教授になり、Glendaleで授業を受ける場合とは教授が異なります。授業料はGlendaleと同じですがプラスでActivity feeが$350かかります。また、寮もありますが、都市から離れた場所にあるので、多くの人はプラハでアパートを借りていました。賃貸の場合は相場は 一人$1000程度になると思います。プラハは観光地なので、生活費はGlendaleより若干高くつきます。(2012年現在)

クラススケジュールはほとんどが昼過ぎには終了し、午後企業訪問をしたり、無い場合は授業の予習復習にあてることができます。プラハにアパートを借りる場合は毎日片道電車で30分かけて通学します。駅までの徒歩や、降りてからの徒歩を考えると片道1時間は必要です。この点はGlendaleに比べてかなり不便です。また、グループワークなどを出来る施設が学校にないので、いつも誰かのアパートに集まってミーティングしたりしていました。余裕がある人はプラハを拠点にして週末旅行にでかけていました。ウィーンやブダペストなど、電車で気軽に行けます。また、クラス全員でチェスキークルムノフという郊外のお城に出かける機会もありました。ご存知の通りプラハは観光名所で、見所もたくさんありますし、おいしいレストランもたくさんあります、そういう意味では楽しみが満載ですが、一方で、勉学に集中することには苦労すると思います。真剣に勉学に集中したい、就職活動に集中したいという人はGlendaleで学ばれることをお勧めします。(あくまで個人の感想です。。)

Kayoko

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